性愛(危い)
快楽は、愛に火を放つ
汗が浮かび上がった肌が触れ合うたび、体温は溶け合い、
指先が肌の湿り気をなぞるたび、声にならない吐息が漏れ、
だが、
愛したいという思いは、いつしか「私だけのものになってほしい」
汗で濡れた腕は、
肌は重なり、体液は混じり合っても、
それなのに人は、快楽の絶頂で生まれたあの深い感覚
それが境界を曖昧にし、体の熱が混ざり合い、
二人がひとつの熱い塊になる、
強く握れば握るほど、
だから愛は、不思議なものだ。
深く愛する者ほど、深く傷つく。
深く求める者ほど、深く貪り、深く焦がれ、深く憎むこともある。
エロスは、神にも悪魔にもなる。
その境界を分けるものは、快楽の強さでも、肌の熱さでもない。
本当に成熟した愛とは、相手を縛ることではない。
たとえ腕の中で強く抱きしめ、
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