SM Luxury

CONCEPT

肉体と精神と性の解放

SMLuxuryとは、淫靡でエロチックに、肉体と精神を開放する。美しく官能的に成熟した大人の恋物語。誰の心の中にもあるアブノーマルな性癖をアーティステックに解釈していく。

SML的BDSMの解釈

奥深い快楽の追及、性と恋

男目線での被虐・猥褻性を押し付けたBDSM嗜好ではなく、広く女性にも好まれるアーティステックでエロテックでファッショナブルな性表現、心理描写。男と女だけでは区分することの出来ない性、セックスを目的としない恋などない、より良いセックスの為の官能的な大人の恋。人間は快楽のために生きてると言っても過言ではない奥深い快楽の追及。これらを網羅した性と恋と快楽をBDSMと呼びたい。

緊縛の歴史

帯と紐で縛って結んで着せる着物そのものが緊縛である

紐、縄、綱の結びに神が宿り神聖なものとして日本文化の重要なものとされてきた。麻は麻で卑弥呼の時代から政に使われたり、天皇家の最大の行事である大嘗祭で用いられたり、日本の成り立ちになくてはならないものであった。

捕縄術(ほじょうじゅつ)として形をなし栄えたのは戦国時代(15世紀ぐらい)からで江戸時代に入ってからは、それぞれの奉行所でイメージカラー縄を持ったり、季節で色を変えたり、罪名、下手人の身分で縛り方を変えたり文化として成熟して行った。

明治以降手錠の導入で緊縛師は職を失い転職をするものや、地下にもぐり現代緊縛の礎として、ポルノチックな方向へと進み ストリップやSMショーなどで緊縛が始まり現在に至る。

私は、ポルノ性被虐性を薄めた元来の日本文化としての緊縛、芸術としての緊縛、肉体と精神と性の開放としての緊縛を普及して行きたいと思っています。

SMLuxury 編集長 & 縄師 喜多 征一| SEIICHI KITA

独自に染め上げた色鮮やかな染め縄を使った緊縛が特徴。自身も緊縛師として全国で活動する傍ら、日本におけるBDSM(bondage, dominance and submission, sadomasochism)に関する文化や価値観を改めるための活動を精力的に行っている。当Webメディア「SMLuxury(エスエムラグジュアリー)」では、編集長としてBDSMに関する情報発信を行う。また、イベントオーガナイザーとしても有名緊縛師を招いての緊縛イベントなどを主催。緊縛イベントは、視覚だけでなく縛り上げられる女性の吐息や女性を支える柱の軋む音、女性の肌から滑り落ちる縄の音を感じてもらうための趣向を凝らすなどで初心者の方にも人気。