その他

喜多道場で緊縛を習って知った愉しさ

「どうして緊縛を習おうと思ったんですか?」
と訊かれることがあります

私は初めは受け手だったので、
それをご存知の方は
「何故?」と思うのかもしれませんね

きっかけは道場の先輩のakeさんに縛ってもらったこと

女同士なので最初からリラックスでき、
女性の縛り手ならではのしなやかな縄の感触が新鮮で、
「私も女性を心地よく縛ってあげたい」と思い、
喜多征一先生から縄を習いはじめました

縛りを習い始めて分かったことが、
「女性は一人ひとり関節の可動域が全く違う」
ということ

手を取って後手に組み、本結びを施す時、
背中に組んだ手と体の間がすんなりと空いて、
縄を通しやすい人もいれば

後手を組むのが難しく
掌と体の間に隙間ができない人もいます

さらに、最初から脱力して
ゆったりと縄を受ける人もいれば

ずーっと力が入ったままの人もいるなど
体だけでなく緊張度の強さや持続性も
一人ひとり全く違います

さらに、レッスンを続けていくと、
以前はガチガチに力が入っていて
体も心も閉ざして固かった人が、
ある時から力が抜けて、
体も態度も柔らかくなっていくことがあります

すると、女性ならではの周りを包み込むような
柔らかな雰囲気や、心華やぐ色香が
その人から滲み出てくるようになります

そういう変化を感じ取れるのがとてもうれしい

とはいえ、3年前に縛りを習いはじめた頃は、
所作が粗っぽくて落ち着きがなく、
喜多征一先生に随分と嗜められました

それでも、拙いながらも道場に通い続ける私を、
喜多征一先生をはじめとする先生方と
受け手の皆さんが根気よく指導してくださったおかげで、
ようやく最近は落ち着いて縛りを進められるようになりました

まだまだ技量の覚束ない縛り手ではありますが、
初心を忘れず、
美しく心地よい縛りができる縛り手になれるよう、
精進して参ります

皆さまと喜多道場でお目にかかるのを
楽しみにしています

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kitadoujyo@gmail.com
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キュレーター紹介

表向きは堅い仕事に従事し貞淑な妻を演じつつ、美と精神性に惹かれ緊縛の世界へ。魂に従い真実を生き、婆須蜜多女が説いた“抱擁による悟りへの道”に憧れる、知命を超えた喜多道場縛り手・受け手・モデル。

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