シバリガールズ

[やく様の独り言] 死の美しさ.何故死体に憧れるのか

今回は[死の美しさ.何故死体に憧れるのか]について、私の考えをお話しようと思います。

死の美しさを最初に感じたのは
祖父の葬儀時だと前回お話しましたね。
その後、何故美しいと感じたのか
考えました。
結果 【死は唯一無二の芸術】だと
思ったのです。
生き物が死を迎える際、
時・場所・過程・状況・心境・表情は
全く異なり 同じ死を迎える事は
出来ません。細かくたどっていけば、
時・場所が同じだったとしても
状況・心境は必ず異なるものです。
同じ死を表現しようとしても
絶対に叶わないのです。
それは 生き物が最後に造り出す
唯一無二の芸術だと思いました。
それは1冊の小説に出来る程
1人1人中身の濃い作品に
なるでしょう。とても美しいですね。



さて、次は[何故死体に憧れるのか]ですが 私の理想としている"美"に関係があります。
私が美しいと思う人物像は、
冷静沈着、儚く・冷たく、
肌は青白く皮から骨が浮き出ていて、
目は感情を持たず虚ろ、
見る人によって感じ取るものが違う事です。
どうですか?
自然と死体が頭に浮かんできませんか?
感情を持たない事が美しいと思うのは、私自身 "感情"はとても素晴らしい反面
恐ろしいと感じているからだと思います。
感情は生き物特有のものです。
喜怒哀楽以外にも言葉で表現するのが難しい感情がありますね。
人には理性というものもあります。
感情をコントロールする事ができ、
とても高性能だと感心するばかりです。
ですが、沸き上がる感情は 時に 理性でも止められない事があるのです。自分自身の感情をコントロール出来ないというのは、とても恐ろしい事だと思います。それは人や物を傷つけ、壊したりもします。最早 人では無く他の獣と同じなのではと思いました。
そして、それは私の"美"に反します。いっそのこと感情が無くなれば良いと思いました。生き物らしく無い事が 更に想像を広げ、無限の可能性を秘める事になるのではないでしょうか。
私の作品の無機質さを、想像しながら見ていただきたいのです。



ここまで読んで頂きありがとうございます。あくまで私個人の意見です。良かったら貴方様の意見もお聞かせください。コメント欄からお待ちしております。

最後に……
貴方には 理想の死の迎え方がありますか?

また次回。
 
 
 

会員登録をすると
コメントを投稿する事ができます

ログインする 会員登録

コメント

この記事に対するコメントはまだありません