瘋癲ノ喜多サン

なにが起きても後悔しない生き方

コロナウイルスによって生活が一変してしまった人がたくさんいることでしょう。人生というものは本来予期せぬことが起こりうるわけです。現状を嘆き苦しむより、明日なにが起きたとしても後悔しない毎日を送りたいものです。言葉にするのは簡単ですが実際そのように生きるのは至難の技ですよね。

私は、昔それなりの資産を持ち家族と暮らしていました。そこそこの世間体と社会的信用を手に入れて、側から見るととても幸せそうに見えていたことでしょう。しかし、内面は、会社の業績、売り上げ、効率性を重視するが故に、人を思いやる気持ちは薄れ、従業員や妻や子供たちにまで事あるごとに叱責し、天候や気候すらも恨むようになり、為替や株価の動向が一日の思案のほとんどになっていたのです。どれ一つをとっても自分だけの力でコントロールできるはずもないのにコントロールをしようとして、それはそれはおぞましく、ストレスに蝕まれた醜い人間だったのです。

そんな時に、私の恩師である名和征爾先生に出会い縛道を通して、緊縛や人の在り方を学んだのでした。(詳しくはこちらをご覧くださいhttps://smluxury.jp/news/post_449.html
物を持たない借り物人生、虚勢を張らない謙虚なものの考え、宵越しの銭を持たないその日暮らし、こんな生き方をしていれば明日、なにが起きようが心配することもないのです。一日一日を完全燃焼して生き、ありのままを受け入れ、今この瞬間息が止まったとしてもいい人生だったと思えるように生きる。
そんな生き方を実践したいと思い。会社は潰し、離婚をし、緊縛師になったのです。歳の巡りもよく、子どもたちはすでに成人して社会に出ていまして、今では私よりいい稼ぎをして自立をしています。
どうでしょうか、ここが人生の分岐点です。子どもたちの自立を機に、もう一度自分の人生を見つめ直したらいかがでしょうか、今あなたが執着しているのものはそんなに大切なものでしょうか、人間性を見失ってまで守り抜かなければいけないものなのでしょうか、自然災害で失ってしまうかもしれない資産、些細なセクハラまがいパワハラまがいの言葉や態度で手離さざる得ない地位や役職。ストレスだらけで悲鳴を上げている体。人は楽しむために生まれてきたのです。快楽を得るためだけに生きていいのです。

コロナウイルスに怯えるより、より楽しい人生を歩み快楽に身をゆだねて、気がついたらあの世に行ってたなんて最高だと思いませんか、勝手な憶測ですが志村けんさんなんてまさにその典型だったのだと思います。
ウイルスを拾ってしまうのは致し方がないけれどウイルスをばら撒いては絶対ダメです。自分の人生を楽しくするために、人の人生を台無しにするのはもってのほかです。なので今この時は、自分が感染しないじゃなくて、人に感染させないために外出は控え、今この時にしか出来ないことをして、思考巡らし今後の人生を実りあるものにしましょう。無料や低料金でビデオも見放題ですし、本もネットで注文しても一日二日で届くし、最高なオタク生活ですよね、それを一カ月程度すればいいだけですよ。この厄介なウイルスを恨んでいても仕方がないです。今この時、改めて自分の人生を見つめ直しましょうね。

5月10日の渋谷ソラハウスでの緊縛ライブは、緊急事態宣言が解除されましたら開催します。
ただし、この自粛期間しっかりオタク活動をした同志のみなさんだけお越し下さい。自分は健康で快楽のためにならコロナに体が蝕まれてもいいと思う方、観客が一人でも赤字でも開催します。
人は楽しむために生きています。楽しみを提供するのが私の使命です。その為に明日息絶えても構いません、そんな人生が素晴らしいと気がついてしまったのですから、コロナウイルスは怖くない、ただし人に感染させることはとても怖いことです。
5月10日にひとりでも多くの方と笑顔でお会いできることを楽しみにしています。

喜多征一

キュレーター紹介

逝かせ縄という妙技を操り、多くの女性を快楽の果てと誘う。東京と名古屋に道場を持ち、日本古来の文化である美しい緊縛を多くの生徒に伝承している。美しくなければ緊縛ではない美しい緊縛は気持ちがいい、それは肉体と精神と性が解放されることだ。

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